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二黒土星は、五行では「土性」、易象では「坤(こん)」に相当します。この星は大地の性質を持っており、万物を育てる母なる大地として、あらゆるものを育み、慈しむ大きな包容力と、無限の働く力を兼ね備えています。岩石のような硬さはなく、大地が水を吸い込むように、柔軟に受け入れる土質を象徴しています。 二黒土星の人は、自分が主導的に立つよりも、補佐役、女房役に回るほうが良い結果が出る場合が多いようです。女性は、安心して家庭を任せておける良妻賢母の多い傾向です。 地味で真面目な人ですから、常日頃から努力を積み徐々に功を重ねていけば、晩年に大成します。一攫千金などの野心を起こすと失敗したり、人に騙されたりして、苦い結果を招きます。協力し合える人、しするべき有力な人を良く選ぶことや、一生を通じて積極策よりも慎重策を取ることが、幸運を招きます。 二黒土星の人は「晩年運」で、一生涯のうちに三度、43歳〜46歳、52歳〜55歳、61歳〜64歳の時期に人生最高の運気が訪れます。
堅実なタイプで裏表なく真面目に良く働く人です。何度も職を変えるより、ひとつの会社や分野を全うしてスキルを上げていきます。自分がリーダーとして周囲を率いるよりは、リーダーを補佐する立場のほうが得策ですので、周囲の良き補佐役になるでしょう。 中年期以降は、若いうたに経験した苦労や努力を後輩に伝う足り、相談に乗ったりすることで、充実した生活が送れるでしょう。
派手な生活は好まないので、質素ですが、お金に困るようなことはありません。人が困っているのを見て見ぬふりができないために、他人の借金や損失を受けてしまうようなところがあります。 また、節約や倹約はあまり苦にならないタイプですので、中年期以降はゆとりある生活ができるでしょう。
愛情たっぷり受けて温かい家庭で育ったために、親兄弟の縁がとても強い人です。女性はなかなか嫁にいけず、家族のもとに長くとどまることもあります。家庭を持ってからも、自分が育った環境と同じように、温かな愛のある家庭を築きます。 引っ込み思案で不器用な正確なので、自分の気持ちが相手に上手く伝えられません。しかし、長期間付き合っていくなかで、誠実な人柄が相手に伝わります。結婚は、お見合いや友人の紹介などのほうが良い傾向があり、結婚後は男女ともに家庭的な人になるでしょう。
胃腸や脾臓が弱いので、ストレスが溜まったりすると胃が痛み出したりします。また、下痢や水太りもしやすい傾向にあります。暴飲暴食は避けましょう。 悩みごとは深く考えすぎると、体調不良の元となりますので要注意です。
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